古米が美味しい?田植えの季節【ウビットの農作業報告2021年7月(2)】
みなさん、こんにちは。スタッフの伊藤です。
ウビットの農作業報告2021年7月(2)
ネパールシャンジャ―群マヤタリ村にある弊社のオーガニックファームの様子、農作業の様子を現地スタッフのウビットの撮影した写真と共に、お届けします。
撮影:ウビット
21歳。ファーマーズパッション代表の共同農園経営者、ラジの息子。幼い頃から池島とコーヒ―作りに奮闘する父の背中を見て育った。将来は、ファームの横で自分たちの珈琲を出すカフェを経営したいと考え、来日して池島から焙煎や抽出について学んだ。現在も、農作業の傍ら、修行中。ネパール国内通信販売も担当。
日本で学んだ技術をもとに
ファーマーズパッションの農園では、ネパール国内販売用のミカンの苗を育てています。共同経営者のラジさんは1996年の1年間、政府から奨学金を受け、秋田に農業研修留学をしていました。そこで習った苗作りを、今でもこだわりをもって続けています。
苗作りが許されるのは限られた農家
ラジさんは、弊社代表池島と出会い、アグロフォレストリーのコーヒー農園を始めるまで、ミカン農家でした。今は、コーヒー・ミカン協会のまとめ役の一人。苗をつくることができるのは、ラジさんを始め、ライセンスをもった限られた人たちです。日本の技術を活かしてラジさんがつくったミカンの苗は、ネパールの様々な農家さんの手に渡って元気に育っています。
元気いっぱいに育つレモングラス
こちらはレモングラス。レモンより甘い香りがします。乾燥させてハーブティーにします。当店のレモングラスジンジャーティーを是非、お試しください。
田植えの季節
村では、田植えの時期を迎えています。つくっているのは、インディカ米。インディカ米は、古米の方が新米より香りがよく、高く売れるとのこと。ジャポニカ米とは違いますね。因みに現地では、ジャポニカ米は、新米が美味しいということがあまり認知されておらず、ジャポニカ米も、古米の方が高く売られているそうです。山を切り拓いてつくっただんだん畑のため、機械を使用するのが難しく、手作業で田植えをします。
本日のお勧め
本日のお勧めはチャイベースです。チャイベースは、ネパールシャンジャ郡の人気チャイ店直伝のレシピで、ファームで自家栽培したスパイスを配合したものです。チャイを作るのは難しいイメージがあるかもしれませんが、チャイベースは、ミルクでわるだけで本格的なチャイが完成します。イベントでも、「美味しい!」と喜んでいただいております。
ドリンクギフトは、御中元にもお勧めです。
mol cafeより
6月1日より、「コーヒーの森を丸ごと味わう」のコンセプトに沿って、メニューを自家製スパイスをつくったカレー、ホットサンド、スイーツに絞り、リニューアルしました。今日紹介するのは、「ネパールのスパイスとハーブと豊川産きくらげがたっぷりのグリーンカレー季節の野菜と一緒に」。地元の旬のオーガニック野菜をふんだんにトッピングしたカレーは、食べ応えたっぷりです。豊川のきくらげも良く合います。お近くの方は是非お立ち寄り下さい。
※レシピに使用しているチリパウダー、ハーブソルト、カレーパウダー、ガラムマサラ、ミックスハーブは、店頭やオンラインでご購入いただけます。
Farmers Passionを初めて知る方へ
▼弊社代表、池島英総がFarmers Passionについて紹介します。
出典:エシカリング公式 https://www.youtube.com/watch?v=fVhwnQhN7IQ
▼池島のパートナー、農園の共同経営者ラジの動画。ネパール語ですが、農園の様子が良く分かるので、綺麗な映像を楽しんで下さい。
Twitter、本格始動しました。
これまで、あまり運用できていなかったTwitterですが、本格的に始動しました。ネパールの農園の様子、日々の活動の様子、イベント参加のお知らせ、レシピ等、更新します。また、mol cafeに来て下さった方、Farmers Passionの商品を買って下さった方のツイートに、日々返信を行っています。#ファーマーズパッション、#farmerspassion 等で、ツイートしてみて下さいね。お客様お一人お一人との出会いと交流を大切にしていきます。
Twittter:@Farmers_Passion